大森の海苔屋さん

先週に続き、今日も朝から大森本場乾海苔問屋協同組合さんの入札会に来ております。

 

 

11月下旬から始まった海苔の入札会。

 

 

毎週水曜日に開催されております。

 

 

 

上記の通り海苔は、各漁連から箱に入って送られてきます。

 

 

皆さまの知っている海苔とは、些か形状が異なっていると思われるでしょう。

 

 

海苔が取れたあと、上記のように10枚を本みたいに折り込み！それをまた10組紐と縛り、それを36組（3600枚）箱詰めにしてやってきます。

 

入札方法は、海苔を買い付ける海苔屋さんが、一箱一箱吟味し！落としたい値段を紙に書き　札箱に入れていきます。

 

まさしく、昔ながらの「目利き力」「味利き力」の入札です。

 

 

購入した海苔屋さんは、またこの本の状態から皆様が知っている板状に伸ばし！今一度、乾燥加工を施します。

 

 

その後、各海苔屋さんの焼き加減を調整しながらお店それぞれの味に仕上げていきます。

 

 

この加工技術が、この界隈を【海苔の街】と言わしめた所以です。

 

 

海苔養殖業は、各地（宮城県・千葉県・神奈川県・瀬戸内海・有明海）に飛び火しましたが、ここ大森本場乾海苔問屋協同組合では今も尚、海苔屋としてのDNAを受け継ぎ大田区・品川区にて商売をしております。

 

お近くの海苔屋さんにて、是非こだわりの美味しい海苔をご賞味下さい。